現代は先の読めない変化の時代と言われ、様々な課題の対応が経営に求められます。そのため企業経営には外部環境、内部環境の変化に合わせて常に業務改革を続けていくことが求められます。
企業にとって業務改革の成功は目指した目的を達成するだけでなく、その取組に参画したメンバーの改革の意識を高め、環境の変化に対応して自律的に変革する企業体質に改善するためにも重要です。
私たちはお客様企業の業務改革の推進を支援しながら、その活動を通してお客様企業の未来に向けた持続的な変革を支援します。
その実現にあたって、私たちはお客様企業の様々な業務改革を成功させるための5つの要素を重視しています。
- 戦略
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企業の目指す方向性(意志)
- 組織
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活動の実体(身体の各部位)
- 業務プロセス
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制度・ルール(身体の動かし方)
- リーダーシップ
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意思決定力、リテラシー
- コミュニケーション
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社内の情報伝達、合意形成の仕方
この5要素はそれぞれが関連しあっており、何か一つを変えるとそれに伴って別の要素にも影響を生じます。業務改革を進める上では5要素をそれぞれ一つずつで考えるより、5つの要素全体のバランスを意識することが重要です。
この考え方は東洋医学の考え方と似ているところがあると思います。
西洋医学では体の悪い原因を見つけて薬を投与したり手術したりして、悪い原因を取り除くことで治療しますが、東洋医学では体の状態を陰陽五行説の5つの要素のバランスを見て、鍼灸や漢方薬などを使ってその人が持つ自然治癒力を活かしながら治療を進めます。
西洋医学の考え方
悪い原因を見つけてそれを取り除くことで治療する。
短期間で効果を上げやすいが副作用の心配がある。
東洋医学の考え方
その人が持つ自然治癒力を活かして治療する。
身体への負担は少ないが時間がかかる。
業務改革の5要素も五行説の考え方と同じ様に5つの要素のバランスを重視します。
私たちの業務改革へのアプローチの仕方についてはこちらをご覧ください。
企業にとっての業務改革の成功は目標を達成するだけでなく、その取組の過程も重要です。私たちは目的や目標に基づいて、本質的な課題の抽出や課題を解決していく活動を通して、お客様とともに変化の先にあるポジティブな影響を最大化し、未来に向けて持続的な変革を実現するパートナーシップを構築することを目指します。